前回は手術前日の入院1日目をお届けいたしました。
今回はついに手術当日のレポです。
先に体験したみなさんの様子をTwitterで見ていると、この日が一番長くて辛い日でしょうか…
私がどんな感じで手術当日を過ごしたのかをレポしていきます!
明けない夜はない!
- 子宮筋腫(腹腔鏡)手術の体験談が読みたい
- 手術当日をイメトレしたい
0:00〜7:00 絶食、病院指定の飲み物は飲んでOK
私が入院した病院は、0時以降は絶食で7時以降は絶飲も加わります。
手術当日の辛さの一つである、絶飲食時間ですが、私はけっこう普通に過ごせました!
午前中に手術だとしたら普通に朝ごはん抜きくらいかな?
大部屋だと他の患者さんのご飯の匂いで飯テロが起こるそうですが、私は個室&午前中の手術だったので余裕でした!
空腹だけど、空腹すぎて辛い!というのはなかった
7時まで病院指定のOS-1とアクアファン1本ずつは飲んでいい(むしろ飲まなきゃいけない)ので、そんなに喉乾いた感じもなかったです。
味が心配だったアクアファンは普通に飲めて、普通の味だと飲めないOS-1は青リンゴ味のものだと飲めました!
OS-1が苦手って人は青リンゴ味を試してみてほしいです。
手術前にOS-1を飲んでおくと、術後の回復も早いんだとか!
6:50 手術着に着替える
上はノーブラ、下はまだ履いてていいとのことで手術着に着替えるが寒い!
緊張も相まって、寒いです。
ディズニーヲタクなのでディズニーで買ったポンチョを上から羽織りました。
フードに耳がついていて、パレード待ちをしている姿になりました。
ある意味これから夢の国(全身麻酔)に行くので正装でしょうか。(違)
手術前や術後しばらくは点滴をすると思いますが、ポンチョ型なら点滴を気にせずに羽織れるのでおすすめです!
私はヲタクグッズで済ませましたが、楽天に可愛いのいっぱいあるので揃えておくといいかも!
7:30 浣腸
6:30頃にやっと昨日の下剤の効果が出始めて、一山終わったところで浣腸!
これはお尻が酷使される…
切れ痔手術経験者としては、なんとしてもここで痔を防ぎたいところなので、やさーーしくトイレットペーパーで拭きます。ポンポンポンくらい。
本当はウォシュレットの最弱で軽く流してから拭きたいところですが、病室のトイレのウォシュレットがとっても主張が強いタイプで、水の勢いでお尻が貫通しそうだったので辞めました。笑
ウォシュレットを使わずにお尻に優しくしたい場合は、トイレに流せるお尻拭きを用意しておくといいかも!
浣腸は看護師さんに入れてもらうんだけど、羞恥心は捨てましょう!!笑
若い看護師さんじゃなくてよかった…
できたら5分我慢って言われて、無理そうならすぐ出しちゃっていいよと言われたので、1分半我慢してトイレにいきました!
5分我慢は無理だ
個室のいいところはトイレが占領できるし埋まっていることがないこと!
浣腸のお腹の痛さは長く続かないものの、冷や汗が出て思わず「おおあおおおあああ」って言っちゃうくらいお腹が痛くなります。
これでトイレ埋まってたら悪夢だ。笑
無事に何回かの波を乗りこなせて浣腸終了!
9:40 手術前点滴ルート取り
血管が細い私の最大の難所は点滴です!
痔の手術の時は、手術後半になっても点滴を探されてて4回目で成功!(成功した頃はもう手術終わってた)
今回はいかに…
若い看護師さんが両腕1回ずつやるも失敗!(刺してる時間長いし、中で刺し戻したりするのやめて!そしてめっちゃめっちゃ痛い!)
「プ、プロを連れてきます…」と言われ、連れてきたプロも失敗。(でもプロの方が痛くなかった)
合計3回点滴失敗しました!!
結局手術室でエコーを見ながら刺すことになり、手術前に点滴ルート取らず。
それなら最初からそうしてくれ
10:30 手術30分前にT字帯にお着替え
ついに下もT字帯に着替えて、着圧ソックスを履いてスタンバイ!
一気に緊張してきたーーー!
30分待ちだけど、ソワソワ。寝てられないので、個室をウロウロ。
11時になり看護師さんに呼ばれて、手術室に向かいます。
手術室まで歩いて行きます。
メガネケースを持ち、ポンチョは病室に置いていきます。
手術室は1つ下の階とのことで、業務用エレベーターに乗って行きました。
普段は見られない場所が見れてちょっと楽しかった
11:00 手術
手術室前に到着。
手術室前にはドラマで先生たちが手を洗う場所があったり、思ったより広々としている。
手術担当看護師さんたちが自己紹介してくれている。
昨日説明に来てくれなかったよね?笑
看護師さんから、名前と生年月日・手術する箇所を聞かれて、緊張と寒さで歯がガタガタしてるけど何とか言えて手術室へ。
看護師さんが優しくて泣けてくる。
緊張で脇汗はスプラッシュマウンテン状態。
せまーい手術台に自分で乗って、どんどん装置が付けられていく。
そして横で麻酔科の先生(前日説明にきた「残念ながら」が口癖の男性)がエコーで点滴のルートをとるが、めっちゃ痛いし、なんか焦った感じでいっぱい腕を拭いてるから絶対失敗して血吹き出してるよね?笑
この人が手術の麻酔担当とか不安すぎる
と思っていたら、颯爽と「こんにちは、今回麻酔を担当する○◯です」と麻酔科の先生(綺麗な女性)がきて「吐き気が心配とのことで、吐き気が出にくい麻酔つかって、さらに吐き気どめの点滴もしますね!」と頼もしく宣言してくれました。
あーーん、かっこいいーーあんしーん、よかったぁぁ
そして担当の執刀医の先生(いつもの女医さん)登場!優しく声かけてくれてなんか涙出そう〜
先生「今、ふわふわするお薬いれてますよー。どうですかー?」
たま「あー確かに今ふわふわしてます〜」
って言ったら、ワーーーープしていて、気がついたらもう病室でした。
もちろん手術中の記憶もなく痛みも覚えていません!
18:00 術後、病室で目を覚ます
11時からの手術を終えて(手術は2時間42分でした)、部屋に戻ってきて意識が戻った時はもう喉の管も抜かれていて、看護師さんが血圧測ったり熱測ったりしていました。
心配していた吐き気も、喉の痛みもなくよかった!
お腹の傷の痛みはそんなになく筋肉痛程度。
なんともう起き上がってくださいという指示!
パラマウントベッドでウィーンと体を起こします。
体を起こしてみたら、尿管カテーテルのバルーンが膀胱を圧迫して、気持ち悪い〜おしっこした〜膀胱炎の感じだ〜ってなりました。(寝てる時はそうでもない)
しらたまん「早く尿管カテーテル外したいです〜」
看護師さん「ご飯食べ終わったら、歩いてみましょうね!そしたら外しまーす」
と、酢豚が運ばれてきました。
酢豚?
あれ?Twitterのみんなはそんな早く食べてたっけ?おかゆとかじゃなく常食?
でも、これを食べないと尿管カテーテル抜いてもらえない!
なので、かきこむようにほぼ完食!
絶食していたからか、いつもは苦手な酢豚がすごく美味しく感じた!
※ちなみになかなかスマホを金庫から取ってもらえず、酢豚の写真はない。
19時には自分で靴も履いてベッドから立ち上がり、歩行!
病室をちょっと歩き、尿管カテーテルを抜きましたー!
抜く時はぬるるんと気持ち悪い。
手術の時に履いて行ったT字帯もここでお別れ。
出血がまだあるので、ナプキンを装着したパンツに履き替えました。
看護師さん「この後は、何食べても何飲んでも良いからね〜。あと明日からできるだけ歩いてね!」
点滴はまだ繋がれているものの、Twitterで予習した先輩たちの術後より、私だけ色々めっちゃ早い。笑
でも、痛くないし問題ない!尿管に1日中繋がれたり喉乾いてるのに飲めない方が辛いもんね!
下からの出血はあるものの、特に生理痛のような痛さもなく。
本当に私手術したんだろうか。
したか。
へそは確かに筋肉痛みたいな痛さだもんね。
傷はまだ見ていないけど、明日見てみよう!
この日は10時消灯でぐっすり寝れました!
手術当日まとめ
スマホを取ってもらって速攻夫に電話したりしました!コロナ禍で立ち合いができないので「何かあったときだけ先生から電話がくる」というのを聞かされていた夫は、術後先生から電話きたことにビビったそうな。笑
さて、緊張の1日でしたが無事に乗り越えることができましたー!
- 絶食・絶飲
- 浣腸
- 点滴
- 手術着に着替える
- 手術室まで自分で移動
- 手術
- 術後3時間で食事
- 術後4時間で歩行
- 尿管カテーテルが抜かれた
心配していた吐き気や痛みもなく、なかなかいい感じの術後を迎えることができました。
当たり前ですが、手術中はなんもわからないので本当にワープ!
これから同じような手術するする方は参考にしてみてください!
スパルタ病院でよかったかも
です!