派遣って時給が大事だと思うんよぉ
派遣で働く全ての人が考える「あー時給上がんないかなぁ」問題。
考えるだけじゃ上がらないのが時給です。
実際に時給が上がったことのある現役派遣社員の筆者が時給アップのコツを伝授いたします。
- 派遣の時給を上げたいが何をすればいいかわからない
- 長年勤めているのに時給が上がったことがない
- 時給アップの交渉タイミングを知りたい
- 時給が上がりやすい職種・派遣会社で仕事を探したい
そもそも派遣社員は時給交渉していいのか?
答えは、派遣でも時給交渉していいです!
派遣社員でも時給交渉して問題ありません。
でも行動しなきゃ何も始まらない!
時給アップしやすいタイミングと条件
闇雲に「時給アップお願いします!」と言っても上がりません。
ポイントをまとめてみましたので順番に見ていきましょう。
何事も戦略が大切
ポイント①契約更新・無期雇用派遣切り替えのタイミング
大体の派遣社員は数ヶ月ごとの契約更新があると思います。
契約の更新が行われるタイミングで派遣元担当者と「契約更新するかどうか」の面談があるので、その際に時給アップの交渉をするといいでしょう。
無期雇用派遣への切り替えを検討している人も同じです。
ポイントは「契約している業務内容の確認を改めてする」こと。
話のきっかけとして、時給アップの話に持っていきやすいのです。
次のポイント②と③に繋げていきます!
自然な流れで話ができる!
ポイント②業務量が増えた・広がった・人員が減ったとき
①のポイントから「契約している業務内容」の話に持っていけました。
次は交渉材料です。
「いかに実務が契約業務内容の範囲を超えているか」が交渉ポイントにしやすいです。
心当たりありますか?
- 業務量が契約当初と比べて増えてる
- 契約書に書かれている範囲以外の業務もしている
- 同じ業務の人員が減って補充する様子がない
改めて今やっている自分の仕事が果たして契約している業務内容と合っているのか、業務負担量が初回契約時と変わった点があることを交渉材料にします。
現場のことは言わないと伝わらないのが派遣
ポイント③資格を取得したとき・仕事で成果を出せたとき
もう一つの交渉材料となりうるのは「私を雇うと会社に貢献できます!」というアピールです。
特に資格を取得した時はアピールしやすいです。
資格があればできることが広がりますし、今やっている業務のスキルアップに繋がります。
特定の資格を持っているだけで時給が上がる場合もありますので派遣元担当者に確認してみましょう。
一気に時給アップを狙うには資格取得が一番!
- ビジネス文書検定2級
- 日商簿記検定2級
- 秘書検定2級
- FP2級
- TOEIC700点以上
- 宅地建物取引士
時給アップに有利な資格を取得するなら
>>様々な資格学習が980円でウケホーダイ!【オンスク.JP】
資格の他に、仕事を成果を出せた時もアピールしやすいです。
注意点としては主観的に成果を申し出ても評価されないということです。
時給アップの交渉材料となるのは、数字で表せるような成果が必要です。
営業などの利益が出るような職種はわかりやすいですが、事務系は数字で表すのは難しいです。
事務系の人は部署や派遣先の社員を支える仕事が多いので、派遣先の人からの推薦があるなら時給アップの後押しになるでしょう。
ポイント④派遣元担当者とコミュニケーションを日頃からとっておく
時給アップの鍵を握るのは派遣元の担当者です。
日頃からコミュニケーションをとって信頼関係を築くことはスムーズな交渉にありつけます。
いざというときに味方になってくれるような関係性は、時給交渉以外のときも重宝します。
もちろん派遣先の人との関係も良好にしておきましょう。
派遣会社の担当者は派遣先とも連絡しあって、派遣社員の仕事ぶりなどの情報を収集しています。
派遣先の人からの情報が時給アップの裏付けとなるように、日頃から業務態度には気をつけましょう。
派遣会社の人は、派遣社員が商品。為人や頑張りをよく見ているよ
時給アップしやすい派遣会社と職種で働く
同じ職種や職場を扱う派遣会社でも、時給アップしやすい派遣会社とそうでない派遣会社があります。
これから長く派遣で働く予定の方は、派遣会社を選ぶ基準にしましょう。
- 派遣先からの信頼が厚い会社
- 派遣社員と担当者がコミュニケーションをとりやすい環境が整っている会社
- 資格取得支援をしてくれる会社(無料講座や各種スクール割引あり)
これらの条件を満たしたオススメの派遣会社はこちら!
おすすめ1位:Adecco(アデコ)
- 企業から世界的な知名度と信頼がある
- 「キャリアコーチ制度」で担当者と話しやすい環境
- 充実のキャリアサポートで資格講座多数
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おすすめ2位:テンプスタッフ
- 全国に拠点がありCMでの知名度抜群
- OA・語学や資格取得のための講座あり
\ 詳しくはこちら/
職種から時給アップを狙うならこちらがお勧めです。
おすすめ①:エンジニア
- 成果が目に見えて時給アップ交渉しやすい
- 経験値と技術力によって時給アップの余地がある
- そもそも時給平均値が高い
おすすめ②:事務職
- 資格を持ってるだけで時給が上がる可能性がある
- 幅広い業務内容なので交渉しやすい
\ 公式ページはこちら/
最初から高時給職種を狙うのも良いかも
【体験談】派遣の時給が上がった時の状況
私が実際に時給を上げたときの体験談です
結論から言いますと、2回の時給アップで計130円の時給アップとなりました。
有期雇用派遣期間・無期雇用派遣期間合わせて、2022年で5年目となる職場での体験談です。
1回目の時給アップ:就業前に時給交渉で時給アップ
そもそも、この派遣先に就業するようになったきっかけが異例でした。
次の派遣先を探すタイミングでちょうど昔お世話になった方(今の派遣先会社の人)からお声がかかったのがきっかけでした。
知人「この部署で事務職の仕事の派遣を募集しているんだけど、人を雇っても何故か続かないんだ。しらたまんちゃん、来ない?条件も無理のない範囲で聞くよ。」
といった事故物件ならぬ、事故職場(?)ということでこちらからの交渉がしやすい状態でした。
派遣先からの提案ともあって特に苦労もせず、最初に提示された時給から100円アップすることができました。
事務職かつ業務内容が簡単なものだったため、100円あげてやっと派遣平均時給程度でした。初期時給が低い場合、時給アップしやすいです。
懸念点だった「なぜ雇った人が立て続けに辞めていくのか」は、同じ仕事をする別会社の派遣の人が”クセが強いお局さん”だったためでした。私はそのお局さんと上手いこと、むしろ仲良しになったため、結果的にながーくこの職場でお世話になることとなったのでした!
ただのラッキーエピソードですみません
2回目の時給アップ:しつこく交渉&契約内容見直しで時給アップ
ラッキー時給アップから3年くらいして、私たちが業務で使うシステムが一新することに。
これによって今までの業務ルールの見直しや、新システム機能に対して意見を求められたり、まぁまぁ会社に貢献しているという自負が生まれてきました。実際、忙しくなって業務負担が増えていました。
職場に来て3年にもなり、無期雇用派遣に切り替えようとしていたタイミングだったため、派遣担当者に話をして時給交渉するも
派遣先会社からの回答「時給を上げる予算余裕がありません」
と、交渉の余地なしでした。
私は派遣元担当者との面談・電話面談の際はきちんと業務成果報告をしていたので、派遣元担当者は派遣先面談のタイミングのたびに時給交渉をしてくれていたみたいですが、叶わず。
5年目のある日、同じ業務をしていた人が他の部署へ移動することに。
それに伴い人員補充すると思いきや、人員は減ったまま。さらに私に契約業務外の仕事の打診がきました!
これは交渉の良い材料だと思い、派遣元担当者に相談。
時給上がらないなら新しい業務はしませんよー
それが決め手でついに時給アップ!!!
たった30円ですが(本当は50円アップを狙っていた)、上がらないよりかはいい!
しつこい交渉・人員不足による業務量負担増・契約業務内容の見直しが決め手で時給アップ!!
長い道のりでしたが、なんの資格も持ってない私でも時給アップすることが出来たのでした。
派遣時給アップへのまとめ
体験談を交えて、派遣でも時給アップするコツをまとめました。
- 契約更新・無期雇用派遣切り替えのタイミング
- 業務量が増えた・広がった・人員が減ったとき
- 資格を取得したとき・仕事で成果を出せたとき
- 派遣元担当者とのコミュニケーションを日頃からとっておく
- 時給アップしやすい派遣会社と職種で働く
お勧め派遣会社
>>1位:Adecco(アデコ)2位:テンプスタッフ
お勧めの業種
>>エンジニア、事務職
時給アップ交渉に迷っている方の参考になれば幸いです!
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しらたまん