
今回は私がなぜこのタイミングで手術を受けたのかを紹介したいと思います!
■手術当日の様子はこちら

■術後経過はこちら


裂肛日帰り手術におすすめのタイミングは?

そんなの手術をしたいと思った時だよ!って事なんですが、できるだけ快適に手術したいですよね。
人が行動する時、期間を限定すると決心しやすくなるんです。
「限定」に弱いのが人の常…
私が提案する「手術のタイミング」を参考に、あと一歩決めかねてる方の後押しになればと思います!
◆慢性切れ痔が落ち着いてる時

これは手術をする病院を決めた時の話。
(病院を決めるまでの話はこちら)
私のプリティピーチ(え?あ、ケツです、すんまへん)の診察を終えた時のこと。

しらたまんさん、切れ痔今は結構落ち着いてます?

はい、全盛期ほどは痛くないです。

腫れも引いてるんで、手術に良いタイミングですね
こんなやりとりがありました!
切れ痔が落ち着いてる時は炎症が起こってないので手術しやすいのだそう。
炎症したまま手術すると、患部の治りも遅く、さらに痛みも強くなるんだとか。
病院の方針にもよりますが、
切れ痔をある程度落ち着くまで薬で治療し、
その後手術するという感じ。
私は見事(たまたま)、顔パスならぬ尻パスで手術まで辿り着けたわけです!
◆季節は春か秋が快適
これは手術後気がついたことです。
なので狙った訳ではなく、私は3月下旬に手術しました。
「これが、夏だったら…」
「この時、冬だったら…」
もっと術後が大変だったかもしれません。
夏が手術に向かない理由
まず夏がダメな訳。
一番の理由は”ガーゼの蒸れ”です。
術後、約2ヶ月間もガーゼと緒にいます。
ほぼ24時間、暑い夏にガーゼをお尻に挟むのです。
汗をかいた後のガーゼを交換するときに
むおぉん
と、どこかで嗅いだ事ある匂いがしました。
野性味あふれる、そう、あれは…
動物園のふれあいコーナー
でした。

薬品(軟膏、ガーゼ)+体液(血、浸出液、汗)=ふれあいコーナー
一つの方程式ができました。大発見。
ノーベル化学賞もらえちゃう!(化学なめんな)
夏に手術をするとずっと
ふれあいコーナーの匂いです。
もはや人間移動式動物園です。
お子様たちから人気者になりたい人は夏にどうぞ!
ちなみに、お尻に汗かくとガーゼを止めるテープが剥がれやすくなります。
すごい小さいことですが、結構なストレスになんです…
なので夏は特にお勧めしません!
冬が手術に向かない理由
お次は冬がダメな理由です。
ズバリ
患部が冷えるから
です。
患部が冷えると治りが悪くなります。
肛門科では
「できるだけ入浴して患部を温めましょう」
って絶対言われます。
さらに、冷えると痛みが増します。
痛くてもいい!
むしろ痛いのがイイィィ!!
っていう、趣味のお方は冬がオススメです。
◆時間は絶対午前中、翌日診察ができる日
私が手術を受けた病院の場合は、手術は午前中だけしか受け付けてくれませんでした。
なので、特に時間を選ぶことはなかったのですが、たまに
「仕事帰りでもOK」
的な誘い文句を載せてる病院がありますので一応載せておきます。
手術は午前中が良い理由
それもできるだけ早い時間がいいです。
(私は10時半からでした)
できるなら9時スタートが理想!
①手術当日は手術終わるまで基本絶食
手術自体は30分程度で終わると思います。
が、そのあとが長い!!
麻酔が切れるまで基本的に安静です。
私は麻酔が切れるのに3時間かかりました。
(手術当日の記事はこちら)
薬を貰ったりなんだかんだ病院を出たのは15時。
家に帰ってうどんをすすれたのは16時半…
空腹がつらかった( ;∀;)
みなさん…
麻酔が切れて家に帰るまでが手術です!
手術が終わるまではおやつのバナナも禁止!(バナナはおやつに入る派)

②帰宅ラッシュに当たらない
私は手術後電車で帰りました。
痛みをさぐりながら座ったり、立ったり、
空いていて人目を気にせず自由にできる時間帯だったので助かりました。
麻酔が切れて痛みが座ったら出るのか、立ったら出るのか
まだ全然わかないですからね。
帰宅ラッシュの時間に当たったら地獄です。
電車が混むことが予想できるならば、タクシーで帰るのをお勧めします。
翌日診察ができる日がいい理由

実際、手術後は何をやるにも心配でした。
(術後翌日の記事はこちら)
手術当日の夜や翌日は急な出血や痛みは出る可能性があります。
手術は100%安全とは言えません。
例えば…
日曜・祝日が休診の病院の場合
会社をできるだけ休まないように土曜日に手術!
⇨日曜・月曜祝日で病院が連休
⇨日曜日に大量出血!止まったけど心配!病院明後日までやってない!
このようなことが起こらないとも限らないので、
出血の確率が高い当日の夜や翌日に備えて、翌日が休診にならない日がいいです。
救急で地元の総合病院に行ったとしても、
当直の医師が「肛門科」の可能性って
…多分ほとんどない笑
専門外の医者に無駄にお尻を見せて、大した処置もできず高いお金払うのです。
ならばできるだけ手術した人に見てもらいたいですよね。
ここは日帰り手術のデメリットでもあるので、
どうしても心配な人は入院手術をお勧めします!!
◆1週間くらい家に引きこもれる時

手術をしたら、抜け殻のように何もやる気が起きず…
というか、何かをやるのがめっちゃ怖い!
できれば横になっていたい、痛くなりそうなことは避けたい…
と保守的な考えになります!笑
そして、排便コントロールがまだコントロールできてなく、いつ暴走するかわからない状態!(じゃじゃ馬)
そんな中、外出したり出勤するのはリスクがあります。
痛みとかそんな小さなことじゃなく、社会的に死ぬ可能性があります笑
DEADorALIVE!!
ならば、このご時世だからこそ
テレワークを駆使し、できるだけ職場にも迷惑をかけずに、尚且つ自分は安全地帯から出ないという選択をしましょう!
(BGM♪ 悲しみにさようなら~♪)
私は手術当日と翌日を有休消化し、3日間テレワーク、土曜日曜挟んで月曜から出勤しました!
1週間ほどで排便もコントロールできるようになります!
※おならは制御できない可能性があります
◆女性の日が終わったor終わりかけの日
手術自体は生理中でもOK!なんです。
ですが、手術したての頃(~2週間くらい)は
突然の大量出血の可能性があります。
単純にどっちの血なのかわからない!
これって結構重要なこと。
「どうせ生理の血だよね」って放っておいたら
実はお尻からの血だった!
なんて悪夢です。(夢ならいいけど…)
さらに、経血をお尻ガーゼが吸収して、
気持ち悪いし、患部に経血がまとわりつくのも衛生的によくない。
術後の大出血する可能性がある時(〜2週間程度)は生理がない方がいい!
逆算していくと、人によりますが手術の日に生理4日目とか5日目の終わりかけが一番いいかも。
他にも出産後で生理がない人や、閉経後の方、ピルで調整してる方も手術し時!
ちなみに私は婦人系の薬「ジェノゲスト」を飲んでいたので生理がなかったというのも手術を決意した決め手の一つです。
スプラッター状態で迎える手術後前半は辛いです…避けられるなら生理の日は避けましょう!
※出産後やピル調整の方は、そもそも手術OKなのかをあらかじめ主治医に聞いてから挑んでください!
自分に合った時期を見極めて手術に挑もう!

なんとなく、イメージがつきましたか?
痛みや出血、こればかりは防げない可能性があります。
ただ、手術するタイミングは自分で選べる!!
ならば最高のタイミングで少しでも快適な術後ライフを送ろうじゃありませんか!
いつ手術しようか迷ってる方の参考になったら嬉しいです!
↓たくさんの「おともだ痔」がいる村に住んでいます。

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